初心者向け「ツアーで行くハワイ旅行」 2007/5/5 全面修正
あこがれのハワイ!。子供を連れて思いっきり遊んできたい。
でもどのような行き方が一番いいのだろう?。
出来れば総て自分たちで計画を立てて見たい。でも海外旅行は始めて。何かと不安が一杯。
かといってスケジュールのびっしり詰まった団体旅行は、子供の事を考えるとちょっと無理。
さて、どうしたらいいものか・・
と、悩んでる方も多いはず。しかし実際にはハワイ旅行者のほとんどはツアーでの旅行。
最も簡単で安心なのは、やっぱりツアーなのだ。
ツアーにもたくさんの種類がある。皆さんが最も多く利用しているのが、航空チケットとホテルの手配のみを行なってくれるツアー。
現地に着いたら、そこから帰国まで総て自由と言う物。もちろん添乗員もいないし、誰が一緒のツアーに参加しているのか
判らない事がほとんど。
ツアーの中には「7日間で全島巡り」なんて言う無茶な物もあるが、ここのホームページでは対象外。基本的にツアーと言えば
前述の物を基本に考える事にする。
さて、ツアーは基本的に団体旅行(響きが良くないが・・)なので、多少の制限や条件は覚悟しなければならない。総て自分で
手配する時に比べ、融通が利かないのも事実。でも、一番面倒な部分をお任せでやってもらえるのはやはり安心だしありがたい。
要は、その利点と欠点を予め頭に入れておく事で、楽しい旅行が送れるという物である。
そこで、実際のツアーでの旅行体験をもとにし、その概要を以下にまとめてみたので参考にしていただきたい。
これからツアーでの旅行を考えている方に、ちょっとでも役立つ情報が伝われば幸いである。
平均的なツアー・スケジュールの紹介
集合と搭乗手続き
まず集合場所は、ほとんどが空港のツアーディスク前と決まっている。
ほとんどの旅行会社がツアー用の受付カウンターを用意しており、ここで受付を済ませ、搭乗までの手順を係りのお姉さんが
教えてくれる。既に搭乗手続きも済んでおり、席を選ぶ自由も無い場合がほとんど。席に関しては申し込み時のオプションで
ならび席を確保する等の対応が可能であるが、別にそこまでしなくても、極端に離れた位置には常識的にしないと思うので
オプション無しでも大丈夫と思われる。
指示に従い荷物を預けたら、通常旅行会社の人と会うのはここでおしまい。
時間になったら、自分で搭乗口に進み、出国手続きを行う。この時、空港使用料(※)が必要、自分で払う必要がある。
ここから搭乗までは指示の通り。日本語で案内があるので迷う心配はない。
最近は機内への液体の持ち込みが厳しく制限されている。どうしても持ち込みたい物があるのであれば、透明な袋を空港の
売店で購入し、すぐに取り出せるようにしておく必要がある。
※空港使用料はチケット代に含まれる場合があります。
出発
飛行機の出る時間は、ほとんどが夕方から夜にかけてである。
飛行機が規定高度に達するとまず飲み物のサービスが始まる。
驚くほどたくさんの種類が用意されてある。アルコールもOK。ちなみにキリンビールと銘柄を指定したら見事に出てきた。
(たまたまかな?)もちろん緑茶もOK。
しばらくすると食事が出てくる。
幼児料金で乗った場合ここが最大の難関。
テーブルを出されると、とても子供を抱いてはいられない。連れと交代で食事を取る等工夫が必要。
気の利いた航空会社であれば搭乗時に子供の年齢を確認しチャイルドミールを出してくれるのであるが、ほとんどの場合は
予約が必要。旅行会社に事前に頼んでおこう。チャイルドミールは大人用の食事より早めに出てくるので、頼むのを忘れた
場合にも早めに出してもらうと便利である。
ここまでで2時間近くが経過。
ホノルルまでは約6時間、すぐに寝ても4時間程度しか寝る時間がない。早めに時計を修正し、頭の中を現地時間に
切り替えた方が良い。
到着
さてホノルルに到着するのは朝、もしくは午前中である。
係りの指示に従い(判らなければひたすら人が大勢向かうところに付いていけば良い)まずはバゲージに向かい荷物を受け取る。
と言うか、流れてくる荷物の中から探し出す。なるべく目立つシールか目印を付けておくと便利である。
荷物を受け取ると次は入国審査。ここにはものすごい列が出来るので、いかに速く荷物を見つけるかが重要となる。
最近は入国時に指紋も採られる。家族単位でまとめて採取になるので、バラバラにならず一緒に行動しよう。
入国審査を通ったら、左手にあるツアー用の出口に向かう。ここには各ツアー会社のカウンターが用意されており、ここで初めて
現地のツアー担当者と会う。(たいがい旅行会社の看板を持った人達がいます)
大きな荷物はここで預けてしまう。とりあえずチェックインまでの間に必要な物だけを手荷物にまとめると良い。
予定の人数が集まった時点で、大型バスでまとまってツアー会社の用意してある集合場所に向かうのである。
このバスの中で初めて同じツアーに参加した人の顔を見る事になる。
さて、ここから先は参加したツアーの内容により千差万別。
次にほんの一例を示す。
◆通常のチェックイン・コース
旅行会社の事務所で一通り説明を聞いた後、各自近所で昼食を済ませ、全員まとまってバスで市内観光に向かう。
大体、ダイヤモンドヘッド、ヌアヌパリ展望台、パンチボール、カメハメハ像等を見学し、3時ちょっと前に戻ってくる。
その後はホテル・イン・バスもしくは自らホテルに向かい、3時過ぎた段階でチェックインが出来る。
このコースでの市内観光は時間調整の意味が強い。ほとんどの場所で車窓からの見学となることが多い。
初めて行かれる場合は一通り見ておいて損はないが、リピーターの場合は市内観光をキャンセルし、旅行会社の事務所に
荷物を預けて、チェックインの時間まで遊びや買い物にでも出た方が良いと思われる。(私たちはほとんどこのパターン)
ツアーによっては市内観光料金を返してくれる所もあるが、通常はそのまま何もない。
《参考》
大手JTBの場合は集合場所がアロハタワーになってる。ここで色々な物に使えるクーポン券を渡してくれる。
これを使えば船に乗ったり、バスで市内観光が出来たり、食事が出来たりと色々楽しめる。強制市内観光に取って代わった
ありがたいシステムである。
またアロハタワー自体にも多くの店があるので、チェックインまでたっぷり楽しめる。
(JTBの場合、この集合場所でホテルのチェックインが出来るのでとても助かる)
◆アーリー・チェックイン(ストレート・チェックイン)・コース(その1)
旅行会社の事務所で一通り説明を聞いた後、すぐにホテル・イン・バスもしくは自らホテルに向かい、チェックインが出来る。
リピーターや子供連れにはとてもありがたいが、多少割高である。
◆アーリー・チェックイン(ストレート・チェックイン)・コース(その2)
空港から直接ホテル・イン・バスもしくは自らホテルに向かい、チェックインが出来る。旅行会社での説明もなく時間の
節約にもなる。どちらかと言えばベテラン向けかもしれない。
チェックイン
さあ、あこがれのハワイ!思いっきり遊びましょう!!
海水浴
ハワイに来たらやっぱり海で泳ぎたい。
最近はモラルが崩れているが、基本的に浜辺での飲み食いは禁止。アルコールを飲んだ場合は逮捕される事もあるので
注意が必要。またホテルへの水着での出入りも出来れば避けたい。
水着やゴザ、浮き輪などは総て浜辺近くのABCストアで手に入る。お気に入りの水着以外は手ぶらで出かけてもOK。
オプショナル・ツアー
各旅行会社では、日本語によるたくさんのオプショナルツアーを用意している。
これは旅行会社が独自に用意している物、及び現地の日本語ツアー会社と提携している物などがある。また、ディナーショーなどは、
単にチケットの手配と送り迎えだけ、という物もある。
いずれにしろ日本語OKで安心して参加できるのが特徴である。
英語に自信があれば、現地で主催しているツアーに参加するのも良い。ほとんど同じ内容で多少安くなる。
この場合の申し込みは直接電話する事になるが、大きなショッピングセンターやホテルには、申し込み用のカウンターが用意されて
いるので、直接申し込んだ方が簡単である。

(サンセット・ディナー・クルーズの船上からの見事な夕日)
食事
ハワイのメジャーなレストランは、基本的に総て予約が必要。
「日本語予約OK」等と書いてあるレストランも多いが、面倒ならいっそのこと旅行会社の人に頼んでもらおう。パンフレットや雑誌に
書いてない、おすすめのお店もいろいろ紹介してくれるはず。
カジュアルなレストランなら予約無しでOKの所も多い。ファミリーレストランはもちろん予約の必要はない。
シャトルバス
旅行会社によっては、島の中に独自のシャトルバス(トロリー等)を走らせ、滞在中何回でも乗り降りが無料と言うサービスを
行っている。(誤解の無いように言っておくと、別に無料なのではなく、ツアー代金に最初っから含まれているのだ。)
仮に自前で走らせていなくても、ワイキキトロリーに乗れるチケットとか、独自に色々と考えてある。せっかくなのでこれらはおおいに
利用しよう。
かなり遠くの方まで行けるので、風を受けながらのんびりと市内一周するのもまた楽しい。
ショッピング
初めての旅行であればDFSがお勧め。欲しい物のほとんどが手に入る。ただしブランド店でDFSに入っていない所も多数ある。
(コーチ、ルイビトン等)これらはワイキキ内に直営店があるので行ってみよう。
さあ、いよいよ帰国
チェックアウト
帰国は、ほとんどが午前中の飛行機である。最終日はほとんど何も出来ないと思った方がよい。
午前中に搭乗すると言う事は、それよりもだいぶ前にチェックアウトを済ませなければならないと言う事。パンフレットに、
朝の便と書いてあったら、チェックアウトは早朝、(AM6:00
以前)と思った方が良い。安いツアーには、やたら朝早い便を使う事が
あるので要チェックである。最も有料オプションで便の指定も出来るので、ゆっくり帰りたいのであれば事前に申し込んでおく手もある。
スーツケース等の大きな荷物は、ホテルの係りの人が、朝早く持って行ってくれるので、機内持ち込みの手荷物とは、この時点で
区別しておく必要がある。
チェックアウトは日本と同じ。キーを渡せば会計をしてくれる。
帰国
チェックアウトを済ませ、指定時間に指定場所に集合すると、各ツアー会社のバスが、各ホテルを回りながら迎えに来てくれ、
そのまま空港まで送り届けてくれる。場合によっては直接空港で待ち合わせという選択もあり。
空港で、すでに用意されている搭乗券を受け取り、ここでツアー会社の人とはお別れ。後は指示に従い一気に搭乗口まで向かう。
(個人手配の場合と違い、リコンファームの必要はない)
ツアーの場合は荷物を預ける場所で総ての処理が終了してしまう。仰々しい出国審査も通らない。また預ける荷物の重量には
とてもシビアで、重量オーバーの場合、その場で入れ替えるか追加料金を払って預ける事となるので注意が必要。
搭乗口前のロビーにはお店がたくさんある。出発までの間、最後の買い物が出来るのである。
もちろんDFSもある。最後の買い物になるので気合いを入れて買い込もう。空港内にあるDFSはワイキキのDFSと同系列店。
頼めば品物の変更等にも応じてくれる。
また、もし朝食を取っていなければ、ここで軽い物が食べられるので心配はいらない。
ワイキキのDFSで買った物は搭乗口内で手渡される。買った物が本当に届いているのかドキドキする瞬間でもある。
さて後は飛行機に乗るだけ。実はもうここからはツアー担当者に会う事はない。
日本に着いたらバゲージで荷物を受け取り、税関を通り、すぐ前の出口から出た所で旅行終了である。
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