もみじ通りは本屋通り

天童市から寒河江市にかけて東西にのびる寒河江街道と呼ばれる大通り、
通称「もみじ通り」には、なぜか本屋さんが集中している場所がある。
国道１３号線から旧国道１３号線までの、１ｋｍちょっとの距離に
何と４軒の本屋さんがある。また「もみじ通り」をわずかに北にそれた場所に
２軒の古本屋さん、併せて７軒の本屋さんが集中していることになる。

それぞれが個性のある本屋さんで、お店に対する固定客も多い。
ここではそれぞれのお店をちょっとだけ紹介させていただく事にする。

かとう書店《中央店》

最も東にある書店で、天童駅前に本店を持つ歴史の古い書店。
明るく整った店内は目的の書籍を非常に探しやすく、作者の最も頻繁に訪れるお店である。
書籍数は普通であるが特に専門書の品揃えは群を抜く。コミックのスペースも最近拡大され、 広い年齢層の固定客をつかんでいる。
広い駐車場スペースもあり、落ち着いてじっくりと目的の本を探すのに最適の書店といえる。

東から２番目に位置する最も新しい書店。
広い店内と書籍数の多さは一番。
元々歴史の古い書店であったが、名前を変え、つい最近この地に新装オープンされた。
主に若者にターゲットを絞っており、ＣＤの販売や輸入雑貨や小物、及び文房具の販売も行っている。またＣＤの試聴コーナー等もあり力の入れようがうかがえる。
コミックの多さも半端ではなく、多すぎて逆に探すのに時間がかかりそうなくらいである。
店内奥には子供向け書籍のコーナーもあり、子連れにもうれしい書店である。

天童市中部小学校グランドのすぐ北側にある書店。
店内は多少狭いが、大量のコミックと文庫本は必要十分。特に青年向けコミックや 写真集等の品揃えの多さはうれしい。
ハウトゥビデオや映画等のテープ販売にも力を入れている。
駐車場スペースは１０台程度と狭いが、気さくなおじさんが一人店番をしている 昔ながらの気持ちのいい書店である。

最も西側に位置する大型店。現在のような大型店が出来る遙か以前にそのスタイルを 確立した画期的な書店。
広い店内と文房具の販売等、現在はやりの大型店の形とほぼ同じ。ただＣＤの販売は していない。
店内中央にあるカウンター後方には、４軒の中で最も大人向けの雑誌やビデオの販売コーナーがある。
コミックのジャンル等も多く、子供から大人まで多くの固定客を集めている書店である。
同じ敷地内にはレストラン等数軒のお店が並んでおり、共用の広い駐車場も集客に一役買っているようである。

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